むち打ち症とは?
なぜ、交通事故で首の痛みが発症するのかというと、それは交通事故で一番多い事故例が車両追突事故だからです。シートベルト着用の際は上半身が固定されています。このタイミングで追突を受けると、衝撃で頭が大きく揺さぶられてしまうことがあります。
また、安全性が高いとされているエアバッグですが、時にこれが首への大きな負担となってしまうこともあります。
人間の頭部の重さはおよそ5キロと言われていて、それほどの重さをもった頭が、日常ではまず起こりえない強烈な衝撃を受けることで、前後に激しく揺さぶられてしまいます。それが軸となっている首部分に大きな負担をかけてしまうのです。
交通事故とむち打ち
首の痛みの中でも、むち打ち症の発症によるものは多いとされ、同じむち打ち症でも「脊椎捻挫」、「神経根症型」、「脊髄症型」、「バレ・リュー症候群」など様々なタイプのものがあります。
どの種の症状に当てはまるかは、各々病院などで精密検査を受けて調べてみなければわかりません。
一般的に、むち打ちを患う患者の7,8割は頚椎捻挫型といわれており、通常事故後3~4週間は安静が必要と言われています。
その後の治療法としては、温熱療法、または牽引療法などを行い改善を目指す方法が一般的とされていますが、なかにはこれらの治療法を施しても改善されないケースがあります。どういうケースかというと、交通事故の強い衝撃で骨組が歪んでしまい、ずれてしまっている状態のことをいいます。
骨組は身体の軸。歪んでしまうことで筋肉を傷つけてしまったり、時には靭帯や神経組織、椎間板などにもダメージを与え、損傷を受けてしまったまま完治しないパターンもあります。
当院はむちうち治療を行っています。
事故経過から3~4週間(事故後の治療は早めがいいのでこれより早くご来院されてもかまいません)経過してもむち打ちの状態が良くならないのであれば、当接骨院で治療を受けることをお勧めします。
むち打ち症の中でも多いとされる頚椎捻挫型の患者様を中心に骨の歪みを矯正しながら、ひとりひとり適したマッサージや治療法を駆使し、筋肉の炎症を和らげていきます。
このように、骨のズレを矯正できるのは接骨院ならではの施術法です。
通常の牽引では頚椎の間隔を広げることで、首の内部組織の負担、またはそれに伴う圧迫を解消し、 それで血流を良くすることはできますが、骨組自体を矯正するには、通常の牽引とは別の技術が必要となります。
私たちの日常生活を支えてくれている骨組を正常に戻せば、健康な身体を取り戻すことができます。
更に骨組が安定すれば、そこに付随する筋肉、または、神経組織への負担も軽減され身体の調子も安定してきます。
身体の調子を根本から解消したい方、是非施術のプロである接骨院をご利用ください。